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元祖 カリカリ梅の歴史

1971年 弊社が日本で初めて「カリカリ梅の開発・商品化」に成功いたしました

カリカリ梅イメージ写真 「カリカリ梅は、赤城フーズ(当時社名・赤城漬物工業株式会社)が開発した」
・・・ということをご存知でしたか?
開発当初は液漬けの商品として売り出され、年々売り上げを増やしていきました。1980年代になって、今ではお馴染みの「個包装タイプのカリカリ梅」が開発され、全国へ広まる大ヒット商品となっていったのです。

さて、そのカリカリ梅は一体どのようにして誕生したのでしょうか?その背景には、群馬という土地の「必然」と、天候がもたらした「偶然」が、深く関わっていたのです・・・。

第1章 誕生の由来

群馬の梅林風景 弊社は明治26年の創業以来110年以上の間、 一貫して漬物を作り続けています。

その中でも「梅の漬物」は休むことなく造られ続けてきました。
それは・・・群馬県が「全国第2位の梅の生産県」であるからです。
カリカリ梅が開発される以前、群馬の梅は梅漬用(干さずに液漬けにした柔らかい梅)として使われていました。

第2章 誕生のきっかけ

4代目社長 故・松永秀雄 ところが・・・昭和44年、群馬の梅は大不作に見舞われました。翌年の春には原料不足に悩まされる事となり、たった一粒の梅すら探す事が困難という状況に・・・。当時の社長は、得意先からの注文に答える事ができず、ただただ頭を抱えていました。

その時、社長は、フトひらめいたのです。
『そうだ!農家の自家用の梅漬を集めて買い取ろう!』

さっそく群馬の山間や、果ては長野北部の農家まで、梅を集めに駆け回りました。そして努力の甲斐あって、様々な種類ではありましたが、かなりの量の梅漬けを集める事ができました。

その梅を選別し再加工している時のこと。やわらかい梅が当たり前の梅漬の樽の中に、3樽ほど硬い梅が混じっていたのです。

『なんだ!こんな梅。かたくて商品としては売り物にならないじゃないか。』
・・・と、その硬い梅は、そのまま倉庫の片隅に放置されたままになったのでした。

第3章 発見

塩漬けの梅 昭和46年・春。その放置してあった3樽の梅漬を開けてみました。
すると・・・1年以上もたっているのに、その梅はまだ硬く、ほとんど変化していないではありませんか!
当時の常識から言って、普通は生梅を塩漬けにすると、1週間もすれば柔らかくなってしまうはずでした。

その時、社長は大変な“不思議”を感じるとともに、子供の頃に食べた、塩漬けしたばかりで半漬かりの「カリッ、カリッ」とした梅の歯ざわりを思い出したのです。

『これは面白い!商品になるかもしれないぞ!!』
・・・このひらめきが「カリカリ梅」誕生のスタートとなりました

第4章 研究・開発

元祖カリカリ梅 『さて、どうしたら梅の自然の硬さを保てるように漬かるだろうか。』
思案の末、あの梅漬を作っていた長野の農家を訪ねて聞いてみることにしました。

そして、ようやく訪ねあてた農家のおばさんは親切に教えてくれました。
『稲藁を燃やして藁灰を作り、それを水に溶いてあく水を作る。その中に、もぎ取ったばかりの生梅を浸してよくかき混ぜ、一週間ばかり置いてから漬けるんだよ。』

この話をきいた社長以下、研究スタッフはこのメカニズムを科学的に解析し、研究を続け、新技術を重ねました。
そして苦心の末、ついに念願のカリカリ梅を完成したのです。

この時作られた「カリカリ梅試作第1号」は、今も社長の自宅の神棚に飾られています。
そしてなんと、30年以上たった今でもそのカリカリとした感触を保ち続けています。

第5章 商品化と評価

製造風景 こうして長野県下において民間伝承されていた「カリカリ梅」が日本で初めて工場で工業的に作られるようになりました。
そして、その「カリカリ梅」は一大旋風を巻き起こし、全国へと広まっていったのです。

その後、カリカリ梅は1粒ずつに個包装したスナックタイプのハーフドライ漬物としてデビューしました。
「漬物はウェット商品」という常識を一新し、新しい漬物として一段と人気が上昇しました。

長年、「梅は万病の薬」と伝統的に位置づけられてきましたが、日本人の健康志向が高まる中、健康食品として更に高く評価さてれいます。

弊社ではその梅の・・・

1.邪気消滅 2.活力増進 3.無病息災 4.五臓調和 5.心身爽快

・・・という五つの効能(五徳)を掲げて、この最初のカリカリ梅に「梅ごとく」と名づけました。

その後、様々な姉妹品を発売し、カリカリ梅は一大ヒット商品となりました。
酸味のある塩味、さっぱり甘い甘梅、糖度の高い甘露梅、リンゴや桃の香り、種を取ったものなど、その種類を増やしております。

さらに、カリカリ梅を細かくダイス状に刻んだものを開発し、おにぎり・お茶漬け・お寿司といった梅ご飯、野菜サラダやお豆腐のトッピングなど、アイデア次第で用途も広がる食材を業務用としてご好評いただいております。
他にも、スライス状にカットした「スライスカリカリ梅」など、様々な方面に新しい梅の使い方をご提案しています。

カリカリ梅の開発を高く評価され、昭和63年度の全日本漬物協同組合連合会通常総会において「カリカリ梅の商品開発功労者」として表彰されております。



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